友人に結婚式の余興にムービーを作りをするっていう人も多いと思います。
ですが、初めての動画作りに何から用意したら良いかわからない人もいますよね。
私自身も初めての余興ムービー作りにはこれでもかってくらい調べました。
今回は、余興の動画編集担当になった人に役立つ情報を書いていきます。
iMovieで4:3の動画を作る方法、MacとWinのオススメ無料オーサリングソフトを紹介していきたいと思います。
余興に関して担当のプランナーの人に聞く
どんな余興をやるにしても、余興に関しての情報や著作権の情報をプランナーの人に聞きましょう。
動画作成時のチェックリストを書いていきます。
- 持ち時間の確認
- 音楽を使用する上での注意点
- 動画サイズの比率
- 作成した動画の提出方法
動画を作成する上で上記のリストは最低限おさえておきたいポイント。
特にアスペクト比(比率)は、最初に知っておきたい情報です。
動画を撮影する向きで動画が使えない素材になってしまうケースがあります。
どんな動画を作るか
式場から持ち時間や音楽について教えてもらったら、どんな感じの余興ムービーにするかコンセプトをたてましょう。
- 感動系
- おもしろ系
- パロディ風
- 歌を交えたメッセージリレー
コンセプトが決まったら、youtubeを参考にしながら決めるとアイデアが浮かびやすくてオススメ。
『結婚式 余興』って調べると参考になる動画がいっぱい出てきます。
動画作成の必要なツール
動画作成に必要なツールを簡単にリストアップします。
- PC
- 動画編集ソフト
- Keynote(パワーポイント)
- 撮影機材(スマホでも十分)
- オーサリングソフト(DVD作成ソフト)
以上の機材があれば動画内にテキストを入れたりすることができるので、十分なクオリティーの余興ムービーを作成することができます。
ただ作ったファイルをDVDにする作業がつまずくポイントなので、記事の後半に実際に使ったオーサリングソフトを紹介します。
iMovieで4:3の動画を作る方法
余興ムービーを作成するときはiMovie使って作成したのですが、どうしても悩んでしまう問題があります。
「4:3の比率で動画を作ってください。」と言われしまったことがあるのではないでしょうか。
最新バージョンのiMovieでは、アスペクト比の設定が16:9しかありません。
アスペクト比は変換ソフトを使えばなんとかなるんですが、できれば4:3の画面で編集したいですよね。
参考になったURLを載せておきますね。
「新規ムービー」ではなく「新規アプリケーションプレビュー」から作成すると、4:3の動画を作ることが可能です。

4:3の動画作成の解説
新規アプリケーションプレビューは、最初の1コマ目のアスペクト比に依存します。
1,200×900の画像(背景黒)を用意して、最初のクリップとして追加してから他のクリップを追加してください。
簡単に流れをまとめておきます。
step.1|4:3の元となる画像を用意する
1,200×900の黒背景画像を用意する。
step.2|iMovieを使って動画作成
iMovieを開いたら「新規アプリケーションプレビュー」より作成。
step.3|黒背景画像を挿入
用意しておいた黒背景画像を1コマ目に挿入する。
step.4|黒背景画像の次に動画素材を追加
挿入した黒背景画像のクリップの次に動画素材を追加。
Keynoteでアニメーションを作る
「ここの部分のフォントを動かしたいなー」「カウントダウンを上手く作りたい!」という方はKeynoteを使ってみてください。
アニメーションの自由さと種類が豊富なので、自分のイメージに合う素材ができると思います。
「iMovieのアニメーションじゃダメなの?」っていう人もいると思いますが、iMovieのテキスト入力やアニメーションはあまり豊富ではないんですよね…
Keynoteでフォントのアニメーションを作ったら、動画で書き出してiMovieに合成するっていう感じ。
「合成って大げさな…」と感じますが、iMovieにはグリーンバックやブルーバックの機能が付いています。
表示させたいフォントや画像の色にもよってうまくいきませんが、黒いフォントであればかなり簡単に合成可能。
iMovieでグリーンバックの使い方で参考になった記事を貼っておきますね。

余興ムービーを作ってみてKeynoteの出番がかなりあったので、クオリティーの高い動画を作りたい方なら是非とも使いたいツールです。

素材はできるだけ横画面で撮影
動画を撮る機材は何でも良いのですが、iPhoneとかAndroidでも十分な画質で動画を撮れます。
素材はできるだけ横画面で統一して撮影してください。縦だと動画を再生した時にバランスが悪くなってしまいます。
スライドショーで使う写真が縦の写真しかない場合は、トリミングしたり工夫すると良いでしょう。
DVDに書き出して完了!
動画も編集し終えたら「あとはDVDに焼くだけ!」なのですが、ここで最大の問題が発生します。
ただ書き出すだけではプレーヤーで再生できません。プレイヤーで再生出来るDVDを作成するにはオーサリングソフトが不可欠なんです。
一昔前は簡単にプレーヤーで再生出来るDVDを作成できたのですが、時代の流れによってWin10もMacにもオーサリングソフトが付属していないんですよね。
MacBookを使用して動画作成をしていたのですが、Macに対応しているオーサリングアプリを使うと音ズレが酷かったです。
たまたまWindows機を所有していたのでDVDに書き出しをしてみたところ、音ズレも少なくDVDを作成することができました。
Macユーザーの人には悲しいお知らせですが、ファイルを共有してWindowsを持っている人に頼んでみてください。
オーサリングソフト|WinX DVD Author
https://www.winxdvd.com/dvd-author/index-jp.htmWinX DVD Authorを使ってみたのですが、めちゃくちゃ高性能で日本語にも対応しています。
DVDの書き出しは、Windowsでやったほうが間違いないと感じるほどでした。
入力形式も豊富に対応しているので心配ありません。
4:3での書き出しも問題がなく書き出し設定も細かくできるのにフリーソフトなので、ぜひともWinX DVD Authorを使用していただきたい。
動画作りは段取りが大切
余興ムービーを作成する場合、動画編集の人はかなりの時間を持っていかれます。
できるだけスムーズに事前に知っておきたい情報はまとめておきましょう。
Macでオーサリングソフトを探している方は、Winを持っている友人にお願いする方が良さそうです。WinX DVD Authorが有能。
App StoreでToast DVD(¥2,400)のアプリを購入して使ってみたんですが、音ズレが酷くて使えたもんじゃなかったので気をつけて下さい。
一生懸命作ったものなら、きっと新郎新婦も喜んでもらえること間違いなしです!
今回は、結婚式の余興で動画作成の担当する人に読んでもらいたい記事を書きました。動画編集をやっている方のお力になれればと思います!
動画の悪用はしないようにしてくださいね!
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